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2022.8.28

2023.10.17

これだけは避けたい!太陽光投資で失敗・後悔する4つのケース

太陽光投資は8〜10%程度の高い利回りが期待できる魅力的な投資ですが、一歩間違うと大きな損失を生むリスクがあります。
太陽光投資の成功には、リスクを理解し、失敗やトラブルを最小限に留める対策が必要です。

本記事では、太陽光投資でよくある失敗例や後悔するケースの紹介と、その防止策、解決策について解説しています。

太陽光投資を検討されている方、既に投資を行う中でトラブルに見舞われて、解決策を探している方など、ぜひご参考ください。


目次

太陽光投資でよくある失敗・後悔


①物件選び編


太陽光投資は、物件の良し悪しがすべてといっても過言ではありません。まずは、物件選びの失敗例を見ていきます。

<現地調査不足による失敗>

実際に現地に足を運ぶことで、

  • 近くに崖や傾斜面があった
  • パネルの汚れがひどかった
  • 太陽光を遮る障害物があった
  • 民家等の建物と距離が近かった
  • 写真よりも設備が劣化していた
  • 水はけが悪く土壌が侵食されていた
  • 雑草対策が不十分でパネルに影ができていた

など、書面上では把握困難な土地の形状や周囲の様子を知ることができます。実際の状況を知らずに購入すると、将来的に設備不良や事故、大掛かりな工事が必要になる可能性があります。

物件購入後に上記の状況が発覚した場合は、すぐに専門業者に相談をし、対策を講じる必要があります。

<近隣トラブルでの失敗>

設備周辺の人通りが多い場合、反射光や騒音などが原因で近隣トラブルに発展する可能性があるため、住宅や建物から遠く離れた場所が理想です。

パネルの向き・角度を調整することで反射光トラブルの対策はできますが、以下のように隣人トラブルが訴訟に発展したケースもあるため注意が必要です。

実際に、光害により裁判に至った事例が以下です。

姫路市にある大規模な太陽光発電所(約1MW)の反射光が民家に差し込み、住民男性が熱中症被害を受けたとして裁判に発展。訴訟の取り下げ時においては、植栽が奏功し、反射光の影響が抑制できていたことが確認された。(2015~2017年)

参照:メガソーラービジネス『「メガソーラーの反射光で熱中症!?」、姫路訴訟のてん末

近隣トラブルを防止するには、太陽光発電設備の設置場所の周辺状況を正確に把握することが重要です。

<実際の発電量がシミュレーションを大きく下回る>

シミュレーションと実際の発電量との乖離が大きく、利回りが見合わないケースがしばしばあります。天候不順により多少の変動は生じますが、大きく乖離する原因としては「メンテナンス不足」か「シミュレーション精度の低さ」のどちらかである可能性が高いです。

前者は太陽光パネルの汚れや、雑草による影の影響で発電効率が低下するケースです。メンテナンス次第で発電効率を回復できる可能性が高いので、定期的な見直しが重要です。

後者は、発電実績が無い新築物件を購入した際によく起こりうるケースです。一方、中古物件では過去の発電実績に基づく高精度なシミュレーション作成が可能となり、再現性を担保することができます。

中古物件に関するメリットやデメリット、選定方法についてはこちらの記事をご参考ください。

②保険加入編


<自然災害への対策不足による失敗>

自然災害により発電設備が倒壊・破損して復旧困難となるケースがあります。その際、保険に加入していないと、数千万単位での損失が生まれる可能性があります。

太陽光投資における保険の種類や特徴については、こちらの記事をご参考ください。

実際に自然災害由来による、太陽光発電所での事故件数は、経済産業省によると2019年度46件、2020年度41件 と決して見過ごせる数ではないです。

参考:経済産業省『近年の電気設備自然災害等への対応について

まずは、津波エリアなど、ハザードエリア内の物件購入を避けることが重要ですが、万が一の自然災害による被害を軽減するには、以下のような対策を施すことができます。

  • 地盤強化を行う
  • 架台の強度を強くする
  • 耐久性の高い製品を選ぶ

立地条件によって適切な対策内容は変動するため、現地調査やメンテナンス業者との相談を踏まえて検討する必要があります。

③メンテナンス・保守編


<初期不良の放置による失敗>

太陽光パネルやパワーコンディショナー・接続箱・ケーブルなど各種機器や部品の初期不良や施工ミスを放置すると、発電量の低下・設備故障・火災事故といったトラブルにつながる恐れがあります。

技術力の高い業者への依頼が大前提として重要ですが、定期的にメンテナンスを行い、万が一の設備不良や欠陥をいち早く察知できるオペレーションが重要です。

<雑草対策の怠慢による失敗>

設備周辺の雑草を放置していると、発電量の低下につながる可能性があります。放置して伸びた雑草の影により、太陽光パネルの発電が妨げられるためです。

発電量の低下は売電収入の減少へ直結します。防草シートの設置や除草剤散布などの防草対策が必要です。

雑草対策をはじめ、太陽光発電に必要なメンテナンス項目や費用相場、業者選定に関してはこちらの記事をご参考ください。

④税金・節税対策編


<経費計上忘れによる後悔>

代表的なケースが、経費計上忘れによる税負担の増加です。太陽光投資において経費計上できる項目は以下になります。

節税対策についてはこちらの記事をご参照ください。

<消費税還付の手続き忘れによる後悔>

消費税還付とは、売上(売電収入)にかかる消費税より、仕入れにかかる消費税(設備費用等)の方が大きい場合に、その差額を還付してもらえる制度のことです。

消費税の課税事業者として太陽光投資を行う方は、消費税還付の制度により下記の恩恵を受けることができます。

  • 償却負担税が軽くなる
  • 利回りが上がる

設備購入や工事、メンテナンスなどコストが重なる初期段階では、売上も少ないため還付される金額も大きくなります。

太陽光投資を検討されている方は、消費税還付の制度や利回りに考慮しつつシミュレーション作成することをお勧めします。

消費税還付に関する詳細はこちらの記事をご参照ください。

太陽光投資を成功させるために必要な3つのポイント


太陽光投資を成功させるには、「リスク管理」「施工業者選び」「情報収集」の3つがポイントです。

1.リスクマネジメントに徹する


太陽光投資は利回りが高く魅力的な投資である一方、上述のように物件選びから保険、融資、メンテナンスなどの様々な側面でリスクがあります。

しかし、リスクを先読みして事前に防止策を講じることができる点も太陽光投資の魅力の一つです。

リスク対策を強化することで、初期コストやランニングコストは増加しますが、10年・20年と中長期的な収益性を重視する必要があります。

2.信頼できる業者に依頼する


太陽光投資では、「物件調査」「保険・融資」「税金対策」「メンテナンス」とフェーズごとに専門知識と人的リソースが必要となります。

サービス提供実績や見積り等を各社比較しながら、信頼できる業者選定が重要です。SOLACLEでは、丸紅が保有する優良な中古物件を丸紅が直接販売しているため、安心してお取り組み可能です。

また、購入時の保険・融資に関するサポートから、メンテナンスまでコンシェルジュがワンストップで対応するため、効率的な投資を実現できます。太陽光投資を検討されている方はお気軽にご相談ください。

3.最新情報をキャッチアップする


太陽光投資に関連する制度・法律は日々アップデートされるため、最新動向を理解しておくことが重要です。2022年現在では、

  • 2022年4月「FIP制度の導入開始」
  • 2022年7月「廃棄等費⽤積⽴制度の導入開始」

参照:経済産業省『FIP 制度の開始に向けて

参照:経済産業省『廃棄等費用積立ガイドライン

上記の制度が新たに適用されています。例えば、廃棄等費用積立制度が適用されたことで、収支シミュレーション作成時に、積立費用分を厳密に考慮する必要性が出てきています。

廃棄費用や積立制度に関する記事はこちらを参照ください。

【2022年】太陽光投資の今後は?今からでも遅くないか?


今後は中古市場(セカンダリー市場)が益々充実・活発化します。従い、今(2022年現在)からの参入でも十分、投資対効果を得ることが可能です。

中古市場が注目される理由としては主に下記二点です。

  • FIT価格が年々低下している
  • FIT制度の新規認定が終了する

FIT価格は年々低下している傾向にあります。FIT制度が適用された2012年からの期間で考えると、認定が古い物件ほどFIT価格が高く、売電収入を伸ばしやすいため、中古市場が注目されています。

但し、FIT残存期間や発電実績、設備状況(パネル交換、工事が必要など)を考慮する必要があるため、認定が古ければ古いほど良いとは限りません。

また、中古市場が注目される2つ目の理由として、FIT制度の新規認定が終了し、2022年4月からFIP制度が適用されている点が挙げられます。

20年間、固定買取価格が適用されるFIT制度に対して、FIP制度は電力需要と供給の市場バランスに連動して買取価格が決定します。
FIT制度での運用と比較すると、FIP制度では市場の動向を見定める必要があり、市場の変動による収益低下のリスクがあるなど、難易度が高くなります。

そのため、手離れ良く安定した収益を期待する事業主にとっては、当面の間、FIT制度認定を取得した中古市場への参入が現実的な選択肢となるでしょう。

中古市場のメリット・デメリット等についてはこちらの記事をご参照ください。

最善の太陽光投資は「SOLACLE」へ


太陽光投資

改めて、太陽光投資を成功させるために必要なポイントは以下の3つです。

  • リスクマネジメントに徹する
  • 信頼できる業者に依頼する
  • 最新情報をキャッチアップする

また、2022年以降の動向として中古市場(セカンダリー市場)がより一層活発化します。

SOLACLEでは、丸紅が保有する優良な中古物件のみを取り扱っており、購入から融資・保険、メンテナンス等までサポートしております。

丸紅との直接契約につき、金銭面のトラブル等は無く、安心したお取り組みが可能です。

経験豊富なコンシェルジュがお客様一人一人に合ったパッケージをご提案いたしますので、お気軽にご相談ください。

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